【新幹線グリーン車の正直な感想。快適さより「気分」だった】
新幹線のグリーン車と普通車、結局どちらを選ぶべき?東海道新幹線「ひかり」の乗車レビューを交え、座席の広さ、コンセント位置、おしぼりやモバイルオーダーなどのサービスを徹底比較。差額約4,000円の「本当の価値」と、コスパ最強の意外な狙い目車両を解説します。
【出典】本記事はYouTubeチャンネル「スーツ旅行」の動画をもとに 構成しています。ぜひ元動画もご覧ください。
① 切符の買い方
今日は東京駅の新幹線乗り場にやってきました。まず切符を買っていきたいと思います。
購入画面では、まず「新幹線」を選びます。次に「指定席」と「自由席」の選択が出てきますが、グリーン車は基本的に全部指定席なので、「指定席」から入れば大丈夫です。
東海道・山陽・九州新幹線に乗ります。名古屋へ行く場合は「東海道新幹線」を選びます。地理の知識がないと少し選びづらいです。
今12時27分台の切符を大人一名分買います。次の発車は「ひかり643号」が最も早く名古屋に着きます。「のぞみ163号」の方が所要時間は短いですが、ひかり号の方が早く出発します。食べ物も買いたいので、少し後の列車にしましょう。
座席の種類は3択です。普通車の指定席、グリーン車の指定席、もしくは自由席。今回はグリーン車にします。
注意として「特大荷物スペース付き座席」の説明が出てきます。大きな荷物を持ってくる場合はこの席を選ぶ必要がありますが、今回は大丈夫です。
② 座席の選び方
座席画面が出ました。自分の好きな席を選べます。列車は16両編成で、グリーン車は8号車・9号車・10号車の3両が連結されています。10号車を選択します。
窓側はほとんど埋まっています。隣に誰かが座っている席に入ると、知らない人と2人になります。他の号車も見てみましょう。
9号車も同じような感じで混んでいます。1本早いひかり号のグリーン車にした方が空いていると思います。ひかり643号の8号車は空いています。富士山側の席に決めました。
新幹線の切符を買う場合は「乗車券」も一緒に買わないといけません。2種類の切符を買う仕組みになっています。東京33分発・名古屋行き・ひかり643号・グリーン車、出発まであと4分。金額は1万4,750円です。急いで乗っていきます。
③ グリーン車の設備
15番線から発車します。8号車に乗車しました。階段を上がってすぐのところに自分の号車が来ることが多いです。名古屋まで1時間40分のグリーン車の旅です。
グリーン車に到着しました。まだお客さんがあまり乗っていません。窓からの景色もいいですね。窓の大きさは普通車と同じです。スピードが上がったため、昔より新幹線の窓は小さくなっています。
グリーン料金は4,190円です。自由席で行った場合はこのお金はかかりませんでした。
グリーン車の通路にはカーペットが敷いてあります。歩き心地がいいです。7号車に入るとカーペットがなくなり、樹脂製の床になります。
④ 各車両の紹介
7号車は「Sワーク」という特殊な席になっています。事前にネットで会員登録した人だけが使える席です。新幹線の常連客が多いです。
7号車には最近新しく始まった「SワークPシート」という1.5人掛け座席があります。正直グリーン車より豪華です。グリーン車より4,000円ほど安く利用できます。
6号車は同じ値段で乗れる普通車の指定席ですが、Sワーク席ではないので、事前の手続きなしで乗る普通の客が多く、混んでいます。
5号車からは自由席になります。自由席はグリーン車より4,200円安くなります。5号車は若い人が多い印象です。4号車はかなり空いていて、3号車はガラガラでした。1号車は結構混雑していました。
⑤ 普通車の座席の詳細
ガラガラの3号車の座席に座ってみました。リクライニングをかなり深く倒せますし、座席の前後間隔は104cmあります。飛行機のプレミアムエコノミークラスが97cmですから、それと比べると極めて広いです。座席の幅は40cmほどです。
自由席と指定席の座席は全く同じです。グリーン車の場合は違います。真ん中の座席は3cmほど横幅が広くなっています。
旧型車両の場合、コンセントは窓側にだけあります。真ん中と通路側の人はコンセントを使えません。
⑥ グリーン車の特徴と比較
グリーン車に戻りました。明らかに高級感があります。客室乗務員さんがおしぼりをくれました。グリーン車に乗ると1回もらえます。
普通車と比べてグリーン車は連結両数が多めなので、横に人が来る可能性は低めです。座席の幅は普通車より10cm広く、座席ピッチも普通車の104cmに対してグリーン車は116cmと12cm広くなっています。
フットレストが付いているのが特徴です。疲れた時に靴を脱いで足を置けます。一方でグリーン車のデメリットとして、座席品の下が全部埋まっているので足を伸ばせません。足元に関しては、グリーン車より普通車の方が広いです。足元を広く使いたい場合は最前列がおすすめです。
電動リクライニングがスムーズに動きます。コンセントは中央肘掛けのところに1つずつ付いています。テーブルもグリーン車の方が大きくしっかりしています。
⑦ モバイルオーダーと車内サービス
グリーン車の特権であるモバイルオーダーを使います。列車番号「ひかり643号」と入力し、8号車・16番・降車は名古屋と入力するとメニューが出てきます。ビール、アイスコーヒー、りんごパイなどを注文できます。昔は駅弁やサンドイッチも売っていましたが、今は売らなくなりました。
決済は車内で係りさんに支払います。会員登録も必要なく、非常に便利なサービスです。
7号車と8号車の間には喫煙ルーム(現在は閉鎖)、車内販売の拠点、特大荷物スペース、トイレ、車掌室があります。グリーン車のお客さんはすぐ車掌さんに切符の変更などを依頼できます。
⑧ グリーン車に乗る価値
グリーン車に乗る最大のメリットは「気分」です。快適性だけで言えば普通車で十分なので、この4,190円を払う価値はどこにあるかというと、映画を見るために2,000円払うのと似たようなものです。より快適で雰囲気のいい空間で新幹線を楽しむために払うお金がグリーン料金です。
新幹線のグリーン車から富士山を眺めるような、気分の問題です。ルイ・ヴィトンのバッグを持つことと本質的には似ている気がします。
コストパフォーマンスを考えるなら、グリーン車を使う必要は全くないと思います。今の時代の普通車はとても豪華です。昔の特急では普通車は4人がけのボックスシートで8時間乗るような状況でしたが、今の普通車は広々した座席に電源コンセントまでついています。今の普通車は昔のグリーン車を圧倒しています。
家族や取引先への切符のプレゼント、または人に見せたい場面など、見栄えにこだわりたい時にグリーン車は価値があります。雰囲気やサービスが素晴らしいのは間違いありませんが、普通車でも十分に素晴らしいです。
名古屋に到着しました。充電器で確認すると、80W程度の電力が供給されています。自宅の電源と同じくらいの充電速度があります。普通車のコンセントでも同じくらいの充電ができます。
今回の結論として、グリーン車と普通車の1番の違いは「雰囲気」です。その雰囲気の違いに4,000円払いたいかどうかというところだと思います。個人的には、グリーン車はもっと値段を上げた方がいいとも感じます。将来的には個室式のさらに豪華なグリーン車が東海道新幹線に登場するという話もあり、楽しみです。
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